今日はじょうじ君とMark the Marc Studio(って我が家のリビング>笑)にてレコーディング、練習セッション&曲創り。家の子供達の受験とかで機会が作れず、本当に久しぶりでの自宅練習。結論から言えば、あっという間に6時間が経った感じ。最高に充実した時間だった。じょうじ君のROLAND V-Studioが大活躍だった。ちなみに昼ご飯は、ずわい蟹のむき身ラウデミオ・オリーブオイル風味のアペタイザー(絶品!)と、メインはパスタ「しっとりシラスとパリパリ桜えびのペペロンチー二、どっちゃりニンニクのせ」を作った。消費したビールは、2人で10缶(笑)。
まずは
①新曲「たんぽぽ(仮題)」のギターのパートのレコーディング。先日僕が歌詞を書いてじょうじ君が曲を付けてくれた新曲。「重め」のテーマだけど「暗く」しなかったのはさすが。詩を渡してから少しタイムラグがあって、出来上がった曲を聴くと新たな世界が見えてくる。このレコーディングはサクサクと1時間半くらいで終了。
その後は、二人でセッションしながら僕が書き散らかしていた原詩に曲を乗せていく。新しいフレーズが浮かぶたびに仮録音、さらに曲想を膨らませてシークエンスができたら録音、という作業で以下の②、③、④の曲ができた。
②タイムフレームの原詩を基に作った曲は、ある時点からじょうじ君に何かが乗り移ったみたいにさらりと出てきた感じ。わりと直球勝負正攻法(笑)のバラッド。歌詞を整えれば完成。曲想のイメージはしっかり固まったのでもう少し。
③「猫目地蔵の路地裏」。言葉遊びで作った原詩があって、実はぶりぶりのブルースって感じで歌詞にしていたんだけれど、出来上がった曲はサザン風というか、艶っぽい曲になった。バンドバージョンでライブでやったら楽しめそう。今までハックルを聞いていた人にはちょっと驚く曲かも。白ハックルじゃない、黒ハックルなのさ(笑)。曲の骨子を決めてから、ふたりで言葉遊びをしながら歌詞とフレーズを決めてゆく作業は、新しい曲作りの方法でこれも時間を忘れて没頭。「るーるーふぁんふぁい、ちゃんくる・びー」。わかるかなあ?(爆)。この曲はほぼ完成。
④AMシークエンス。懸案のシークエンスで一気に一曲の流れを作り上げる。いい感じで出来た。1970年代のアコースティックの気持ちのいい響き。乾いたパーカッションがポイントか。シンプルな構成で歌詞は後付けでまとめてゆく予定。Typhoon(仮題)。
こんな感じでふたりで同時進行の曲作りをしたのは長年やってきて初めてだけど、楽しかった。さまざまなイメージが膨らんだし、基本的なシークエンスと原詩があれば、こんな感じの曲作りっていうのも十分アリだなって思った。一日で3曲作ったのも初めてだし、なんだか新しい道が見えてきた気がした。というか、初めてのCD「タイムフレーム」をレコーディングした2005年の頃を思い出してインスパイアされたな。
新しいCD完成は秋のライブ前か?