January 20, 2010

ヘッドハンティングの電話

外来>往診>回診と(いつものように)忙しく動き回っていた午後、院内携帯の電話。「T社(医療機器メーカー)のAさんと言う方からです」と。診療中(つまり院内の業務時間中)には基本的にはアポなしでの知らない業者さんからの電話は受けないことにしている。そうじゃないと、のべつかかってくる不動産やら株やら投資話の勧誘やら売り込みやら(よっぽど僕が暇でお金持ちだと勘違いされているらしい>爆)の電話に忙殺されてしまうのだ。しかし、それも時と場合によってで、今回はたまたま何かの仕事関連の連絡かと思い、出ることにした。

「あ、突然のお電話失礼します。T社のAと申します。まーく先生(実際にはもちろん本名)ですね」と、礼儀正しい。
「あ、はい。実は今診察中なのです、ご用件はなんでしょうか?」
「実は、ちょっと折り入ってご相談したいことがありまして・・・。実は是非先生に会って頂きたい医療機関の方が居るのですが」
「は?意味がわかりませんが?(実は先方の用件はすぐに判ったんだけれど、トボケる)」
「ええ、あの、今ご返事頂かなくても結構なんですが、その詳しいお話をさせて頂くのにアポイントをさせて頂けないかと?」
「あのーーー。T社の方ですよね?そう、おっしゃいましたよね。あなたはT社とどういう関係があるんですか?」
「じつはー。私は元T社におりました者で・・・」
「は?????それどーいう意味ですか?」
「現在はXXXという医療系人材派遣の会社におりまして・・・」
「はああああ????そりゃ、フェアーじゃないですね!もうこれ以上お話する事はありません!ぜーんぜん転職する意志もないですし!失礼ですが、あなたは僕が誰だか判って電話しているんですか?(笑)」
「はあ・・・・(多分、汗!)」
「もしかして、ちょっとリサーチが足りないかも・・・(笑)」
「・・・・・(さらに汗、たぶん)」

つまり、ふつうに電話してきたのでは電話を取次いでもらえないので、医療機器メーカーの名前を語りアプローチしてきたということなのだ。その根性がそもそも気に喰わない!最後に相手の会社の連絡先とフルネームを聞き出し、今後この手の連絡は一切しないで欲しい旨を伝えて電話を切った。最近は医師不足ということもあり、医療系ヘッドハンティングが盛んになっているとは聞いていたけれど、まったく無礼でなりふりか舞わないアプローチには腹が立つ(怒)。それに、うちの大切なスタッフにも今後変なアプローチをされてはタマラないし。やれやれ、困ったもんだ。

そうだな・・・、年収が今の10倍で週休3日、有給休暇が最低8週間あれば・・・考えてもいいけどな(爆)。
XXXX社からの電話には、金輪際出ないけどね(笑)

がらがらにて気持ちよく10本500m