先日のFMサルースの生放送&収録の時に、掛かった音楽にピキッと来た。ディレクターのまなさんから教えてもらった
Dian Birch "Bible Belt"。いいなあ、腑に落ちるというか心地よい。まさに僕らの世代のオヤジ好みのサウンド。1970年代のキャロル・キングとかリンダ・ロンシュタットなんかに感じる・・・なんというんだろう・・・「陽気で楽天的なアメリカ人のねーちゃん」の歌って感じがする。で、ちょっと濃いめだけど(笑)美形。ま、娘みたいな世代なんだけどね(爆)。歌が抜群に巧い。去年夏のAmanda Seyfried以来だな、音源を探したのは。
一発録り的なライブ感のあるバンド構成。かなり音響的に作り込んではいるだろうけど、今の時代のデジタル録音(昔のレコードにあるような呼吸を感じたり音圧の「揺らぎ」みたいなものはない)としては、古くて新しい感じがする。シンセ的な電子音がないのもいい。ふふふ、この懐かしいベースラインとかドラムスの乾いた感じとか、フェンダー・ローズの揺れる音とか、きゅきゅって感じのリードの音とか、ブラスもちょっとブルースっぽかったりして、むふふ・・な感じ。このなかでは、やはりNothing but Miracle がいいけど、古新しさではDon't Wait Upのシンプルな構成とかPhotographの歌詞とかドラムスの音も好き。教えてくれたまなさんに感謝です。新しいアーティストの音源を聴く気になるってことが、少なくなったものなあ(しみじみ>笑)。
4月のジェームステイラーとキャロルキングのライブが待ち遠しくなった。10本500m、ホタルイカとエリンギのパスタ。