November 17, 2013

暴れん将軍の思春期

FBで中学校の同期会が行われたことが書いてあった。
大盛況で皆楽しそうな様子が、FBにアップしてあった。

中学の同期会には最近はなかなか出席する機会がなく、失礼していた事も大きいのだが、今回の写真をみて驚いた。実は誰だかわからないのだ。
申し訳ないけれど、懐かしいという感情がわかないのだ。
というのは、朧げに記憶がある人がいても、誰だかわからない。
街で出会ってもたぶん誰だかわからないだろうし、
あれだけクラス会に出席する人がいても、ほとんどわからないのだ

懐かしいという感情は、後から想い出とともに
想起するものかもしれないけれど、
唖然としたのが、この時期(13歳〜15歳)の記憶があまりないのだ。
僕が特別周囲の人と付き合いが悪かった訳でもなく、むしろ社交的だったと思う。
親友のじょうじ君とは毎日犬コロみたいに遊んでいた。
いろんな事があったはずだし、写真やアルバムをみれば思いだす事も多いのだけど、
でもヴィヴィドな記憶が高校時代にくらべると極端に少ない。

そのくらい当時の僕は周りを見ていなかったってことなのか?

様々な経験を通して
自分の成長を戸惑いととともに
自覚する時期だった

毎日、わーわーきゃーきゃー走り回っていたはずだし、
勉強だって普通にしてたんだろう。
高校受験では早稲田に受かった(結局辞退して日比谷に行った)。
でも、大学で受験した事とか、発表の後に石神井公園(だっけ?)の駅にむかって歩いた事は記憶にあるけれど、誰とどこを歩いてどんな話をしたのか、その前後は全く憶えていない。つまり、当時としては「区切り」と記憶されるはずの出来事も曖昧な記憶なのだ。

なぜなんだろう?
高校になると急に鮮明になる記憶と対照的に
記憶が曖昧になっている。

あのころ何を考え
何を感じ
何をしていたんだろう?

その時期特有の
異様に過敏な暴れん坊将軍を
どう取り扱うべきか
「戸惑っていた」のは確かだけれど、
「悩んで」はいなかったな(笑)。