August 22, 2013

変態な人々

世の中にはいろんな人がいる。
自分では「ふつう」だと思っていても
本当に「ふつうですか?」と問われると
どんな人もちょっとだけ不安になるはずだ(笑)。
他人と比較できないから
何が「正常」で、どれが「異常」などと
単純に分けられないでないか。

先のエントリーで書いたように、
インターネットの黎明期
僕は医療相談をやっていた時期がある。

当時はさまざまな相談があった。
当時と状況がずいぶん変わったのだが
あの時期
極端な話、ネットで相談してくる人は
約半数が「そういう人たち」や「へんな人たち」が
集まってきたみたいだ。

もしかしたら「はけ口」の欲しい人たちの
受け入れ先として、
口コミ?があったのかもしれない
逆に、ある時期から
ピタリとへんな相談がなくなった。

本当にいろんな人がいた

対人関係のうまく作れない人
いわゆるクレーマー傾向の人
攻撃的な人
興奮、ケンカ腰 etc
性格異常(パーソナリティ障害)

これらのキャラの人がかなりの%含まれる。
印象として1/3くらいか
いわゆる「うつ」傾向の人はさらに多いだろう。

さまざまな「変った人たち」がいた。

包帯でぐるぐる巻きにして欲しい人 
ギプスフェチ(わりと多い)
拘束されたい人(さまざまな注文がある)

手術されたい人(特殊な手術の希望、相談)
痛い事が好きな人(自傷行為、妄想))
恥ずかしい事をして欲しい人(空想?妄想構築)
医療関係者(医師ナース、白衣)が特に好きな人
匂いフェチ(薬品など)

この人たちの特徴は思い込みが激しいことで、
多くはネット上の、彼ら彼女らのか「妄想空間」にいるだけなのだ。
「それでは、診察させて頂き話をお聞きしましょう」と書くと
匿名性がある事をいい事に、
殆どがどこかに逃げてしまう。

ある時点から僕がネット上の医療相談に
コミットしなくなったのは、
ある意味で真面目にやるのが
馬鹿馬鹿しくなったからだった。

まあ、フィクションとして十人十色で
面白いし、人間って深いなあ。。。と思うけど。