1976年、2ヶ月かけて大学1年の春休みにアメリカ西海岸を旅した。アメリカは初めてで見るもの聞くものが新鮮だった。その後の人生にすごく影響のある旅となった。偶然、紹介してもらったアメリカ人の知人が、LA小児病院に勤めていた。医学生といっても、まだ海のものとも山のものともつかない時期だ。その後、医師になってから外科医の道に進み、さらにアメリカの「その病院」CHLAに留学することになるとは、思ってもいなかった。その後のアメリカやニュージーランドでのキャリアも、元はといえばそこから始まっているわけで、あの春に出会った多くのご縁が、更に更に繋がっていることになる。
さて、本題。
1975年頃のLAは、アジアン・エスニック料理がかなりの勢いで流行っていた。その後の日本食・すしブームの少し前か。その後かなり淘汰されたけど、あの当時は今以上にタイ料理屋さんがあった。ニョクナムの香り。僕もガパオにハマった。あの爽やかな辛さが癖になる。特に僕が好きだったのは、mint. chili, pork over rice「ミント、唐辛子の豚肉炒め」これに目玉焼きをつけて、途中で卵を潰して混ぜて食べると美味しい。ああ、懐かしい。
前フリが長くなった(笑)
先日「タイ・グリーンカレー」のレトルトを頂いた。見てみると三重県の日本企業「ヤマモリ」の製品。日本の技術でタイに工場を作って逆輸入して売っているみたいだ。醤油の会社として有名らしい。
さて、開封
ほほう、ほほほ~。
これは本場の味。
ドメスティックなものとは
明らかに違う。
はふ、はふ、はふ
かなり辛い。
箱に書いてあったけれど、
想像通り。
しっかりと汗をかいた。
ココナッツミルクの味がイマイチ好きじゃないのが、残念。
次はガパオ・ご飯をトライしてみよう。