K君が来てくれた。彼とは大学の同期。大学に入って初めての海外への旅だった。今日は彼とその頃の事を思い出しタイムスリップした。ああ、至福の時間。
その後の人生にかなり大きな影響を受けた2ヶ月だった。
1977年西海岸。僕らは確かに「あの時代」を共有した。
LAの友人宅のアパートに転がり込んでから、サンディエゴ(新興宗教の会合に拉致されそういなった/w)に行ったり、メキシコにも足を伸ばしてエンセナーダの海岸で絶品の海老を食べたり。フェニックスからグランドキャニオン、サンフランシスコ、カーメル、サンタバーバラ、LAとぐるりと約2ヶ月。UCLAでアメリカ(Sister Golden Hair!)のライブにも行った。たしかGuildのギターを買ったのもあの旅だった。見るもの聞くものが新鮮でどんどん吸収して力になったあの時代。まさに怖いもの知らず(笑)。
そして、なんと驚いたことに彼はその旅の様々なアイテムをほぼ完璧に保存してくれていた!行った店のパンフと使ったエアのチケットとか、ライブのチケットとか。。。もう懐かしさを通り過ぎて、言葉にならない。本当にそこに瞬間移動したみたいだった。感謝感激。
きっちゃん宝物をありがとう!!
高校時代のイギリスが大人の世界の入り口(の入り口)を見せてくれたものだとすれば、ここからが本番が始まった、というか。そんな旅だった。