ということで、オフィスに貯まりに貯まったペーパーワークやら文献やら本をやっつけることにした。乱読乱書でちぎっては投げちぎっては投げ/w その中で、成毛師匠のサイトで推奨の「こころの免疫学」をアマゾンで買った時についでポチした「10年後を後悔しない20の言葉」辻川泰史(講談社)を読了。このテの本の多くは、著者の偽善的で独善的な主張が鼻につくことも多くて、全然期待していなかったけれど、この本はちょっとインプレッシヴだった。著者は介護サービスに携わる若い人。ナイーヴな彼が接してきたご老人たちの言葉とエピソードを紹介している。それが逆にイヤラシクない、というちょっと変則的な面白さ。平易な文章で内容も「そのまんま」なので、僕としては「うんうん」と頷きながら30分で読んだ。
そのくらい平易な内容。でも自分の人生で大切な事は何か?という重大でとんでもなく重い命題に対して、人生の黄昏時にいる先輩たちからは、わりとシンプルなメッセージが示されている。人生は実に複雑でいろんなことがあるのだけれど、結局はすべての人の人生はその人のもので、自分の中にあるということなんだな。まっすぐに正直に一所懸命生きていれば、それなりに平和で幸せで平等な結末が待っているということなんだろう。
FBの本日ネタ。
「ほぼ日」で糸井重里さんが、①最近女たちが口紅をしなく
その意味では逆も真なのかもしれない。