お盆真っ最中の週末なのでバッタバタの野戦病院状態。午後からコウヅマ先生の華麗なテクニックで1時間の歯科治療。痛みもなく、途中うつらうつらしてしまった。帰路ジムに寄り、右の上口唇から鼻にかけての麻酔が効いたままの状態で泳ぎ始めたら、息継ぎで咽せてしまい、諦めて早々に上がることにした。忠告を素直に聞くべきだった(笑)。
夜はかみさんと二人で横浜本牧の
「華香亭本店」へ。生粋の横浜ッ子の斎田キャプテンのご推薦の店。いやー、驚いた。横浜中華街を「南京町」と言っていた時代のチャイニーズレストランが、「そのまんま」の姿で残っている。まさに先日観た映画「コクリコ坂から」の時代の雰囲気。渋過ぎる看板、泣かせる正面のディスプレイ、Chinese Restaurantというあの時代のロゴ、店内の雰囲気もあの時代のまま時が止まっているかのようだ。古い柱時計、古ぼけたテーブルとイス。海老焼売、酢豚、餃子、野菜スープ、五目炒飯などのB級中華の定番を敢てオーダー。まさに味も昭和時代デフォルトというかスタンダードというか。かなりソリッドで美味い。もうこの雰囲気と味にぶっ飛んでしまった。昭和的表現を使えば「ノックアウトされた」。これは話の種になるお店。ちょっと遠いけれど、また絶対来よう。
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