March 17, 2011
「おなかがいたくなった原発くん」
今こそ、子供達向けにこういうアプローチが必要だろう。このアニメを作成したクリエーターに最大限の敬意を表したい。ご苦労さま&ありがとう!子供達はすごく不安になっているハズだから。科学的な根拠のない悲観論は、今の僕らにはマイナスにこそなれプラスに働く事はない。悲観論のほうを信じたい人は、すぐにこの場を離れる方が精神衛生上いいと思うし、それは決して否定も非難もしない。みんな、それぞれの信じる方向に進めばいいのだ。でも子供に自分の人生を決める選択肢は選べないのだ。
今日は真冬並みの寒さで、夕方からの電力需要が供給を越えそうになり、大規模停電の可能性があったそうだけれど、皆が節電してそれは回避できたみたいだ。研究日の午後は瀬田の回診もなく、ある防災グッズを購入するべく南町田クランベリーモールに寄った。ところが、計画停電の真っ最中(町田も第5グループだったのだ!)で、モールは薄暗く人もまばら。仕方ないので二子玉川に戻って高島屋SCへ行き新しいLethermanを入手。本日オープン予定だったドッグウッドガーデン(だっけ?)駅ビルのオープニングイベントは中止(週末まで延期)で寂しい感じだったけれど、本家のSCの中は大盛況で、こちらは大震災どこ吹く風って感じだ。
ううーーむ、このインバランス。経済活動を停滞させるわけにはいかないし、この辺りのバランスをとる必要があるんだろう。
今日も思ったけれど、僕らは今現在進行形で「震災前」と「震災後」の大きな生活の価値観のパラダイムシフトを体験しているんだと思う。「無駄を省いた、シンプルだけれど質の高い効率的な生活」とか「みんなが優しい気持ちで人を慮る社会」とか「より安心で安全な社会」とか・・・復興プロセスとともに一気に進むんじゃないか?とも空想する。そんなグランドデザインを描ける政治家の出現を大望する。