February 21, 2011
リスクを賭けないとヤレないのは昔から(笑)
僕のネタもとの「社会実情データ図表」より
本当に草食系男子が増えているのか?という統計資料。この図表のポイントは、セックスに対して「無関心ないしは嫌悪感をもっている」人の割合を調べるという、ネガティブな問いだということ。ふつう聞かないよな、こういう質問は。全く逆の質問「凄く興味ある人たちの割合」の調査が正反対のレシプロカルな結果であれば説得力があるけれど、それでも腑に落ちないのだ。過去に余程のトラウマがない限り、セックスを嫌悪する人がこんなにたくさんいるとは思えないのだ。みんな嫌いじゃないでしょ?(笑)。
女性の答えは想像が出来る。「セックスに興味がありますか?」という不躾な質問に対して、さすがに今の日本であっても女性の場合「はい、凄くあります!」って、普通の感性であれば答えないだろう。「凄く興味がある!」の人なら「少しは・・・♡」くらいにぼかして答えるのが普通だろう(笑)。ということで、このデータからは女性の本音の解析はできない、と断言してしまう。
しかし、男は違う。一番「お盛んであるべき世代」の無気力&無関心ぶりは何なのか?生活のすべてのプライオリティに異性があるはすの世代が、異性に対してそんなに白けているとすれば、かなりヤバい状況と言わざるをえない。僕らの時代以上に女性はその美しさを究めて、自らの性を堂々と主張しているのに(別の言い方からすれば、セックスに対する敷居は、昔とは比べ物にならないくらい低くなっているのに)。もったいないじゃないか(笑)。
むむむ。今の時代、もしかしたら、勝ち組はトコトン勝ちまくり(ヤリまくり)、大多数の負け組は全然チャンスが回ってこないってことなのか??そうだとすれば辛い状況なのかも。今も昔も男女間はしょせん真剣勝負なわけで、リスクを賭けなければヤレない(思いを遂げられない)のは真実。女性にフラレてボロボロになって傷つくリスクが怖くて、男は引き蘢ってバーチャルでシコシコとしていた方が自己満足的にいいのかも・・・。息子がいないのでよくわからないけれど。反面、ウチの3人娘達はたしかに逞しいと思う(笑)。
先日読んだ内田先輩の本の後半で鹿島茂さんとの対談で彼ら(団塊の世代)が話していたけれど、彼らと僕らの世代がココラで一肌脱いで本当に若い男女の縁結びの努力をしないと、日本は滅ぶのではないか?と真剣に思った。