September 16, 2010

コラアゲンのライブに行った。

今夜はコラアゲンはいごうまん君の凱旋ライブの楽日@日暮里プロモボックス。彼から先週電話をもらい、5周めの日本全国一周の「僕の細道」ライブの締めくくりのライブを見届けにいく事にした。

彼と初めて会ったのは、たしか2005年。赤坂のスタジオでかぜさんの番組の収録時。今時珍しいスタンダップコメディで、汗だくで語る体験談の面白さは抜群なのに、イマイチ冗長というか尺が長過ぎて今のテレビ的な刹那的なギャグには馴染まず、いまだに売れない。ただ、芸歴23年はだてではなくて、地道に努力してきたことで、この数年で彼の芸風はどんどん進化している気がする。一所懸命で応援したくなるキャラなのだ。

今日は楽日ということで、ずいぶん気合いも入っていたみたい。初めから最後まで3時間飽きる事なく楽しんだ。今日のネタは、「国内最大手のアダルトグッズ卸し店(日暮里)」「ロケットうどん(愛媛)」「政権交代の日(神戸)」、「場末のハンバーガーショップ(加古川)」、「ハッテン場ダンクルに潜入(旭川)」、「違う意味で寄り付かない恐怖の洞窟(猿ケ京)」、「ツアー史上最大のピンチ!そして誰もいなくなった(中標津)」「「泣く子もだまる小梶部長(大阪)」。3時間しゃべくりまくり。最後はトリプルアンコールで大満足。客は彼のひたむきなネタ探しの過程にハラハラしつつ爆笑し、そこで出逢った人たちとの人情話にホロリとくる。今日は内容が濃かったな。今までで最高のライブだったかも。オンデマンド動画コンテンツの時代には彼の芸は最適かもしれない。あとはちょっとしたきっかけなんだろうけどな。これからも頑張ってね!>コランゲン君。

それにしても日暮里。変わったなあ。以前とは全然違う街になっていて、かなり戸惑った。こういう東京のエリアもあるんだ。