June 24, 2010

世界を驚かそう!という監督の言葉を信じよう

さあ、我が日本vsデンマーク@Wカップ南アフリカ大会だ。日本代表チームは開催前のトホホ状態から、よくここまで踏ん張ったと思う。とにかくカメルーン戦の本田のゴールがすべての始まりであったと思う。まさに薄氷を踏むような試合に、とにかく勝ったことで日本中の空気が変わった。僕自身、応援しながらも弱気にならざるを得なかったし。でもこの時点では、おっと勝っちゃった、という認識だった。その次のオランダ戦を観て、チームがすごく進化したことを実感した。オランダには負けてしまったけれど、冷静にみればこれは予想通りの結末。岡田監督がそこまで読んでいた事は当然としても、選手達がその意図を十分に理解していたとすれば(たぶんそうだと思う)、もしかしたら決勝トーナメント進出も不可能ではない・・・という気にさせる展開だった。

そして今夜だ。サッカーのゲームは何か起こるか判らない。でも今回のようにチームとしての実力の差は厳然としてある場合には、「何か」が起こらなければ勝利は出来ない。そこが面白いところ。今回の戦いでは、どこまで選手達が集中できるか?どこまで国を背負って戦えるか?という精神論に、やはり結局はなってしまう気がする。引き分けを初めから目指すチームなんて存在しない。

日本では当たり前だけれど「希望的な情報」ばかり流れているみたいだ。(期待をこめた)自虐的な意見もTwitter上では満載だけれど、海外(英語圏)で流れている情報では、やはりデンマーク有利の予想が圧倒的だ。

以下はYahoo Sports(English)========

Preview: Denmark - Japan
PREDICTION

Japan have looked a resilient team in recent times, but rarely have they looked particularly exciting. They don’t need to be anything more than resolute on Thursday evening, and after showing great determination against Cameroon and the Netherlands, it’s not beyond the realms of possibility that they can hold out. The Castrol World Cup Match Predictor suggests this will be a tight game, with the Danes given a 43 per cent chance of winning.

Denmark 1-0 Japan

Updated jun 23, 7:15 EDT
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イギリスのブックメーカー

Denmark 2.25
Draw 3.30
Japan 3.50

悔しいけど、これが世界の一般的な見方だろう。


でも、だからこそ、このゲーム。「世界を驚かそう!」という岡田監督の言葉を信じて必死に戦う選手達に僕らサポーターは応援するのだ。緻密で美しいサッカーなんて今の日本には出来ないだろう。必死に泥臭くボールに食らいつく勝利にこだわった日本らしい真摯なサッカーを見せて欲しい、と思う。

やっぱり最後は精神論か(爆)。先に一点取る事がすべての試合。

本田が捨て石になって長谷部がラッキーボーイになるんじゃないか?なんて考えてる。