June 5, 2010

無鉄砲で怖いモノ知らずだったあの頃

今日の午後は地域の一般の方向けの「医療フォーラム」にて、救急関連の講演とパネル。常日頃から話している内容だし、パワポでの準備も僕としては珍しく随分前に出来上がっていたので、楽屋で待ち時間は爆睡(笑)。楽屋で、よく緊張しませんね・・・と云われたけれど、場慣れすることで経験値が上がったのか、単に年喰って無感覚になったのか、少しは緊張はするけどアガりはしない。でも、アカデミックキャリアをひた走っていた若い頃は、これでも人前で話す時に随分緊張もしたものなのだ。今考えてみれば、とんでもなく無鉄砲で怖い物知らずだった。あの頃は年に少なくとも2ー3回は海外の学会発表に、たった独りで乗り込んでいって英語で熱いディスカッションをした。前夜、ホテルでひとり徹夜で練習したり、質問を想定したディスカッションの作戦を立てたりしていた、そんな「若き日の自分」がいじらしい(笑)。あの頃の自分が居るから今の自分もいる。そんなことをつらつら考えながら楽屋で横になっていた。本番終了後、ジムに直行し10本500m&サウナでまったり緩める。

夜はかみさんと「月の音」へ。創作おでん。うまし。おでんって昔はあまり好きじゃなかったけれど、今はしみじみ美味しいと思う。夜はTV、Sex and the Cityを家族で。この映画って一昨年の台湾旅行のフライトで観たんだ。NYのセレブの話だけれど、彼女達の設定が50歳というのに改めてオドロく。今年公開の続編も観ようかな。