新しいシステムを組み上げていくプロセスの中で「出来ない理由」を挙げることは容易だ。どうしたら実現出来るか?をディスカッションしているフリをしながら、このぐらい困難であるとか そこまでリスクを取る理由がないとか、そもそもベネフィットがリスクを上回るだけの理論的な裏付けとかエヴィデンスがない、とか云う。これはほとんどの場合、「頭のいい」おバカさん達だ。本当のおバカさんたちは、ハナからそのディスカッションの場には参加しない(できない)。協力するフリをしながらイイとこ取りをしたい(今までの人生の中でさんざしてきた>笑)「頭のいい」おバカな奴らは、自覚症状がないだけにちょっと哀れでもある。世の中でゴマンとある事例。一般的な例として「民主党政権」。卑近な例では・・・の会議って、書かないでおこう(爆)。本当に「高みの見物」を(できれば)したいって思っている「当事者達」って多いよなあ。頭のいいおばかさん達の憂鬱。しばしば医者の世界にある話。人のフリ見て我がフリ治さねば。
午後は手術室にてK先生から、ある「困った人」の話を聞いて、その場にいたスタッフ一同のけぞる(笑)。(僕らも知っている)彼女は、振り回し症候群の典型でボーダーラインのパーソナリティ障害(BPD)であることは間違いない。BPDの場合も、一番問題になるのは自覚症状がない事。僕も3年前に半年くらい、同じタイプの二人に同時に振り回されたことを思い出して、ひとり苦笑した。あの時は振り回されたなあ。イヤな事思い出してしまった。