January 28, 2010

罰ゲーム・ラーメンか?(笑)


基本的にはラーメンに関してはかなり守備範囲は広い方だと思う。つまりかなり寛容的。よほどの事がない限り、自分の好みとは違うものであっても、ダメ出しはせず最後まで食べる。というか、最近それほどひどい味のラーメンとは遭遇してなかったんだ。もちろん好みのラーメンに関しては拘りもあるし、割とハマりやすい性格なので、一度気に入った店には通いつめて浮気はしない。新規開拓に意欲を燃やす歳ではないし、奇を衒ったラーメンは全然興味がないので、そういう意味では極めて保守的ラーメン党の党員なのだ。

今日は研究日。午前中の消防署でワクチン接種と産業医のレクチャーを終えて、いつものように某私鉄沿線の駅へ。研究日の午後はU先生のクリニックを(お互い)バックアップしている。今日たまたま昼頃に雨が降ったからというわけでなく、以前から気になっていたラーメン屋Y(イニシャルだけにしておこう>爆)に入る事にした。ここんちは、列を作るほどじゃないけど、夜に通ると結構お客が入っているみたいので、以前から気になっていたのだ。学生街だし、そこそこ人気があるならハズレはないだろう、という(甘い)読みもあった。

入り口のドア上の黄色の看板は、ラーメン二郎を彷彿とさせる雰囲気。とんこつコッテリ系であることは立ち上る匂いでわかるし(笑)。ラーメン、煮卵とネギトッピングの食券を買って(700円)カウンターに座る。13時すぎでピークは過ぎているとはいえ、客は僕のほかに2名だけ。あれれ?、ちょっと意外。カウンターの中は、60代のおばちゃん一人。くわえ煙草。

「麵は太麺?細麺?」「(もちろん)太麺で!」
「ニンニクは?」「お願いします!」
ああ、やっぱり二郎系なのかも。おのずと高まる期待・・・

出てきたラーメンは、二郎ラーメンを10とすれば1くらいの野菜ののっている豚骨背脂たっぷりのギトギト系。
そして醤油味、麵はいい感じのアルダンテみたい。見た目は二郎系というよりホープ軒系のようで、美味しそう(画像参照)。

ということで、期待度120%で食べ始めて・・・・・

は?こりゃ、なんじゃい???

ギトギトは予想通りとしても、醤油味が中途半端な上に、妙に「甘い」のだ。この甘さは、湯麺(野菜タップリのタンメン)とか、中華屋さんの五目そば系の野菜の自然な甘さではない、不自然な甘さ。そしてスープがエグくて匂いもNG!お腹も減っていたし、覚悟を決めて一気に食べようとするが、この「獣(けもの)味」の甘いスープで萎えてしまった僕(笑)。努力はしたものの、半分でギブアップした。

あれは何かの「罰ゲーム」か?
それとも、あのくわえ煙草おばちゃんの、たまたまの失敗ないしは故意的な悪戯か?(爆)。

口直しに、速攻ですぐ近くの「一風堂」へ走り、「黒」を食し納得&満足する。僕的には一風堂はそれほど好きじゃないけど、あの「Y(イニシャル)」のラーメンを食べた後なので、いつもの100倍は美味しく感じた。やれやれ。
ま、いい人生経験にはなったけれど(苦笑)。

右肩の鈍痛が残っていたので、4本200M。