助けあいジャパン

October 16, 2009

文壇パーティ

ともぴーのご配慮で、中央公論文芸賞&谷崎潤一郎賞受賞パーティ@東京會舘に出席してきた。

今日の午後は研究日で、スケジュールをフリーにしておいたので、早めに家に向かいジムで軽めに10本泳いでから15時過ぎに帰宅して、今日の受賞作の「ダブル・ファンタジー」を再読。週刊文春で連載中から読んでいて感嘆していたけれど、改めて単行本で読んでみると、ううううむ、と唸ってしまう。村山由佳さん、えっち過ぎます。そこまで書いちゃいますか!って感じ(笑)。まあ、(僕みたいな)ふつうの男からすれば「しっぽを巻いて逃げる」つーか「チ☆ポを巻いて一目散」(爆)くらいの迫力がある作品だと思った。午睡1時間で英気を養ってから、パーティ会場へ・・・向かおうと思ったらさとなおさんから電話。朝イチでgmailをチェックしてから見てなかったので彼からのメールを見てなくて、事情がわからなかったけれど、鳩○さん&twitterがらみで大変な事になっちゃってたのね>さとなおさん。今一番旬な人の日常を垣間見た感じ。

18時東京會舘到着。文壇系のパ−ティは初めての経験だったけれど、いい勉強させてもらいました>ともぴー。受賞者の村山由佳さんのスピーチの内容もよかったけれど、彼女の声質がスゴくよくて、それが今夜一番インプレッシブだった。「書く事がないというのは、作家に取って『胃の底が焦げるような感じ』なのだ」とか、「私にとって初めての再婚」、とか「黒ムラカミ&白ムラカミ」みたいな表現っていうのは、さすが。さっきまで読んでいた作品を書いた作家が目の前にいるというシズル感覚。渡辺淳一さんもスピーチしていたけれど、あの作品は彼女の身を削って書いたものだというの良く判った。胸の刺青つーのも、今朝入籍してきたっていう報告も印象的だったけれど、医者の冷静な眼で見て「生き急がないようにね!」って老婆心ながら思ったりして。医学系や政治系の日頃僕が出ているパーティとはちがって、スピーチがシンプルで短いのが素晴らしい。食事もおいしかった。東京會舘は結婚式&披露宴をした場所なのだ、実は。

生・浅田次郎さんにすぐ近くで遭遇しつつ(クロークで隣になった)も、話しかける事が出来ない、引っ込み思案の僕ってどーよ(反省)。ファン心理(笑)。途中でさとなおさんはTwit関連のパーティへ移動し、ま&じはその後会場を後にして、BICを冷やかしてから、BARキュー@銀座へ。最後にさくちゃんが合流していつものようにわいわいと飲んで気持ちよく〆。
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