August 30, 2009

大規模訓練と総選挙と24時間テレビ


年に1度の東京都合同総合防災訓練。調布の味の素スタジアムとその周辺の広大な空き地にて、首都圏の大規模災害を想定した自衛隊、消防、警察、レスキュー部隊、救命救助チームなどとの総合訓練。僕は医療救護センターの重傷者の初期治療チームの副責任者として走り回った。参加してくれた11チームの医療救護チームそれぞれが、すごく頑張ってくれた。200人以上の被災者役の人たちがごったがえす状況で、治療搬送の優先順位を決めるトリアージって、実際にはもの凄く大変ってことを痛感した。自衛隊のヘリや装備、スーパーレスキューの機械や訓練、かなり本気モードの訓練は迫力があった。いつか必ず起こる大規模災害のことを皆が意識し準備しつづけること、これが一番大切なんだと思う。

訓練終了後は飛田給の「大勝軒」で昼ご飯を食べてからプールに直行して、軽めの10本500mを気持ちよく伸びる。サウナでリフレッシュしてから、選挙へ。今回の総選挙の歴史的な意義っていうのは、政権交代によって今までの自民党的な価値観からのパラダイムシフトだろう。選挙に勝ってはしゃぎまわる民主党ってのは本当に観たくないんだけれど、そのくらい今の自民党が酷いってことで、まあ、しゃーないんだろうな今回は。日本が二大政党の成熟した政治シーンになるのはいつの日なんだろう。

毎年この時期にやる24時間テレビ。この臭すぎるお涙頂戴の演出っていうのが、以前は大嫌いだったんだけれど、ここ数年は(作り物の)ドラマとして結構泣ける。珍獣ハンター・イモトの頑張りに家族して涙したりして。おお、そういえば、この番組の夜の一番いい枠はイオンだった。民主党政権誕生にむけての「お涙頂戴大感動ドラマ」の演出に見えちゃうという、なんと絶妙なタイミングなんだろう。