今日のさとなおクンのさなメモには、考えさせられた。ふむふむ面白い。曰く、最近の子供たちのままごと遊びの「ダントツ大差の人気第一位は犬役」、ということ。
つまり、従来の一番人気だった「おかあさん」役以上に、「何もしない無責任な存在で皆に無条件で可愛いがられるだけ」の犬役のほうを子供が選択するという事実。ままごと遊びそのものの「仕切り役」でもあり(つまり責任がある)主役さえも、「ごっご」という仮定の「夢」に託せない子供たちが、多数派となっている未来の社会は、すごく問題なんじゃないか?
朝仕事場で、りつこせんせと、この話題で盛り上がった。
①そもそも、ままごと遊びに「犬」が登場したのはいつごろなのか?昔は、お父さん、お母さんと兄弟しかいなかったし。ああ、赤ちゃん役ってのはあったな。
②お父さん役の人気がなくなったのはたぶん70年代後半から80年代前半ではないか?これは男の家庭内地位暴落の結果であることは明らか。
③核家族、少子化という変化と、家族関係のなかでの「お母さん役」の変化。働くお母さんの激増。
④そもそも、今の子供たちって「ままごと」をするのか?
⑤それに「犬役」って何をするんだ?
⑥昔だったら、自分の子供がままごとで「犬役」だったら、親はきっとショックを受けただろうけど、今の親はどうなんだろう?
⑦それに昔の犬は外飼いが普通だった。家族の一員として認知されるような風潮は1990年代半ばからなのかもな。
などなど。社会学的にいろんな考察が出来そう。
わんわん