先日の「お茶」クラス会があったせいか、ひょんなことから小学校のとき、小日向の自宅から茗荷谷の先にある小学校まで、毎日毎日けっこうな距離を歩いて通学していたのだ、と思い出した。Googleでみてみるとだいたい1.5kmー2.0kmくらいか。低学年の子供であれば、ゆうに1時間弱はかかるはずなんだな。
小日向の社宅から坂を上って、墓地の脇の道を抜け、台町小学校を通り過ぎてT字路を右へ曲がる。住宅街を通り抜け今度は左に曲がり、急な坂を下り拓殖大学のキャンパスの脇を進む。拓大の正門を通り過ぎてから、なだらかな坂をさらにくねくねと上り商店街を抜けて茗荷谷の駅へ。春日通りを左に曲がり、あとは一直線で小学校の校門。雨の日も風の日も、寒いときも暑いときも歩いた。うううっ(涙)、なんて健気な小学生だったんだろ(笑)。
でも、自分なりに考えてみると、実際にバスや地下鉄などの公共交通機関があるわけじゃないし、両親にそんな立派な教育方針があったわけじゃないんだろうけど、結果的にすごくいい経験をさせてもらったんだと思う。身体も鍛えられたんだろうし、精神的にもいい鍛錬になったんだろうと思う。今も突然発作的に、無性に歩きたくなったりするのも、その影響なのかもな。
近いうちに小日向・茗荷谷界隈を歩いてみようっと。