February 4, 2009

昭和の香りのする言葉

かぜさんのサイトで話題になってた「チャンネルを回す」って言葉は、昭和の言葉だな、確かに。今の若者には実感できない。「携帯電話のなかった時代」の歌詞にも「電話ボックスに走る」僕は「ダイヤルを回す」んだけど、これももはや「昭和言葉」なのだ。あと数十年すると、昭和の文章が載っている教科書の「脚注」なんかに「当時は電話が有線で通常は一家に一台あった」みたいな説明されるんだろう。

クリームソーダ、レモンスカッシュとか、グラスの中にあった毒々しい色のチェリーなんかも昭和の匂いがする。「XXをOOする」というタームでも、「マッチを擦る」とか「切符を切る」とか「電話帳を開く」とか「風呂を沸かす」とか・・・もう今はほとんどやらないことやその表現って結構あるな、しみじみ。

今夜は、異様にガラガラ(なぜだ?)のプールでレーン独り占め20本1000m、法事のばたばたで中2日ぶり。帰宅してから浅田次郎「カッシーノ」。この人の「すごく真面目な道楽モン」的なスタンスって、羨ましいくらいに素敵だわ。おもしろいオッサンなんだろうな。