January 17, 2008

一転多忙と海馬の働き

昨日ヒマだなんて書いた舌の根が乾かないうちに(笑)、一転して多忙な一日。ま、そんなモンだよな。
2月は行政関連の会合やらイベントやらが目白押しで、ばたばたスケジュールになりそうだし。そんなこんなで、あっという間にお正月>春>夏ってパターンなんだよな、いつも。

時間の流れの速さを憂うのはオトナの常なんだけど、それは色んなことを「憶えている」からなんだと思う。若い時には「忘れちゃう」ことをオトナは逐一憶えている。だから何年前のことも、何ヶ月前のことも、昨日のことも、今日の朝のことも、ついさっき前、つい昨日のことのように感じてしまうんだな。だから経過した時間を短く感じる。同じ時間の枠の中で色んなことがあるのは、コドモもオトナも全く一緒なんだけどね。コドモは経験した事柄を感性で受け止めつつ取捨選択して(未熟な自分に都合の悪いことは忘れ)微分的に記憶するけど、オトナは今までの経験知を積分的に記憶する。つまり忘れ(られ)ない。

そっか、そっか、歳をとって認知症でボケちゃうと時間と空間のずれが生じて短期記憶がなくなっちゃう(例えば朝ごはんに何を食べたのか忘れてしまう)のは脳の防御機能なのかもしれないワケだ。つまり、傷つかないようにコドモに戻っちゃう。

脳の可塑性。換言すれば海馬の働きなんだ、コレも。脳科学者からすれば当たり前の事実を気付いたぞっ、ははは。