April 25, 2007

カレーライスについて考察する

今日のお昼は「松屋」にてカレーライスと豚汁。学生の講義に出る前の15分間でそそくさと食べた。ここんちのカレーライス(370円)は、実にリーズナブルでお味もよろしい。で、今日の考察は、カレーとご飯の比率について。

僕が子供の頃、外でカレーライスを食べることは(というか外食自体が)ある種の贅沢な特別なイベント的出来事だったわけです。小学校低学年の頃、一番好きだったのは羽田空港のレストランで食べるカレーライス。今思い出しても、そんなに特殊なカレーだったようには思えないんだけれど、家で食べるカレーとは全く別次元のカレーのように感じていた。で、なぜそれほどまでに鮮明に覚えているかというと、カレーとご飯の比率について悩んだから。

当時のカレーっていうのは、ご飯が多くてカレーが少なかった。

つまり、ペース配分を間違えると、カレーがなくなっちゃってご飯が残ってしまうわけ。だから幼い頭で(大切な)カレーをどのようなペースでご飯にかけて食べるか?という命題で悩んだ。それも毎回(笑)。
当時は、たぶん今とは違ってカレーそのものがまだ「ご馳走」だった時代。カレーの量が少なかったんでしょう。その比率を意識しないで食べられる、つまり必要にして十分な量のカレーが出るようになったのは、バブル時代以降なんではないか・・・?

と、十分すぎる量のカレーのかかっている「松屋のカレーライス」をかっ込みながら考察した次第。

ただそれだけ、なんだけどね(笑)