September 18, 2006

Downtown Down

昨日は、スタジオで新曲「だうんたうん・だうん」の歌入れレコーディング。この曲の原詩は、都会の乾いた空間で漂う泡沫(つまり僕ら)の、不安感・怒り・哀しみ・諦めみたいなものを、笑い飛ばしちゃう、っていうイメージ。そこから(ビジネス街(仕事場)=猥雑な「イロマチ」)、飛び出そう!っていうフレーズは、じょーじ君が追加したものですが、これでこの詩が「歌」になったのでした。このプロセスが面白いのですね。タイトルのDowntown Downってのは、特に意味のない言葉の遊び。

さて出来上がった曲は、アコースティック・ロックという感じで、僕は大変気に入ってます。イーグルスのGET IT OVERのイメージに重なるかな。今度のライブでもやる予定です。乞うご期待!

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だうん・たうん・だうん

1)
アナログ列車に 飛び乗り
 都会のビジネス街(イロマチ)飛び出そう
夢の跡(あと)には 底知れぬ
 欲望が 渦巻いて いるから
DOWN TOWN DOWN
DOWN TOWN DOWN

くどき文句の破片(かけら)を
 今さら飾り立てても
話を聞くよな フリするなら
 気の利いた「さよなら」するさ
DOWN TOWN DOWN
 DOWN TOWN DOWN

*(さび)
空しい言葉の 意味(ひとつ)さえ 
今さら 並べたてても 
仕方(しよう)が ないだろう
涙を流すよな 時間があるなら
気の利いた 台詞(せりふ)でも 
ひねればいいさ

2)
歯の浮くよな お世辞こいて
 ゴタク並べるのは むなしいさ
デジタルなんかじゃ 伝わんない
 イチ・ゼロだけじゃ つまらない  

DOWN TOWN DOWN
DOWN TOWN DOWN

あなたまかせの 泡沫(うたかた)に
 恋の恨みを 重ねても
ウソで固めて 厚化粧 
笑い飛ばせよ ビジネス街(イロマチ)に

DOWN TOWN DOWN
DOWN TOWN DOWN

*(さび)
言葉たらずの コドモオトナが 
リクツ言うのは 恥ずかしいだろ 
涙を流すよな  時間が  あるなら
気の利いた 台詞(せりふ)でも ひねればいいさ


DOWN TOWN DOWN
DOWN TOWN DOWN