December 3, 2013

当世入院事情

1985年ころまで
多くの日本の病院の廊下には
薄暗い電話ボックスがあった。

公衆電話のボックスには
それぞれ思いを込めた、
大事な言葉を伝えたい
患者たちが
声を潜めて
じっと順番を待っていた

携帯電話のなかった時代
さまざまなドラマがあった

ここ数年で明らかな変化が見られる
入院中の患者のアクセスが、
ネットワークと携帯端末の進化で、
かなり自由になったのだ。
これは素晴らしいことだ

誰とでも
いつでも
どこでも
繋がる事ができる

患者が今まで以上に
外の世界と繋がっている
今まで無かった
自由度がある

従来当たり前のようにあった
入院中の孤独感や疎外感は少なくなった。

不安感の軽減に役立つだろう
また、とかく近視眼的になりがちな入院中でも、
外部の医療情報にアクセスしやすくなるもの利点だ

そういった患者、家族と
医療情報を共有するメリットは大きい

他方、入院生活での新しいエチケットも皆が認識する必要がある

1)
会話はロビーにて
キーボードも
夜間など静かな病室では気になるもの
音や光にお互い注意しましょう

2)院内施設は、電源が限らており、端末にも制限があります。
不明な際には相談ください。
それに伴って院内のルールも整備する必要があり
現在検討中です

3)プライバシー保護の観点
デジカメで容易に画像が撮れる

4)今の時代、携帯やメールでのやりとりで、
入院していても簡単にコミュニケーションが取れるので
ざっくばらんに相談したほうがいいかも

何か困ってない?
何か持って行ってあげるものは?
困っていることはない?

5)
ネットからの注文も一般的になりつつある
病院によっては事例がなく混乱することがあるので、
ルール決めが必要

6)
コンビニなどの参入
新しいサービスが出てきた

思い付くままに・・・