November 21, 2013

エゴイズムについて

自分を抑えて周囲と協調することを良しとする文化がある
和を持って尊しとなす
無私
献身

私なんか
僕なんかと
自分を卑下することで
群れから外れるリスクを低くして

リスクの
傷を舐めあう
「差をつけない」
「同質性の社会」を
是とする日本

謙譲の美徳?
でも負けて言い訳をする
失敗して言い訳をする
日本人の精神性の脆弱な所と云われる

一方で

強烈な自己で自分を支える
個の力、自我の力
それがエゴイズム

つい最近まで、自己主張することを
エゴイズムとして日本では
協調性のない「悪い(とまでは言わないまでも良くない)モデル」
として存在していたのだ

でも時代は変わった
個性として伸ばす方向性に
異種を認める許容が広がった

みんな人に褒められたい
皆認められたい
注目を集めたい
誰よりも「自分」中心

ナルシストとエゴイストは同根なのだ

いい想いがしたい
特別扱いしてもらいたい
賞賛を浴びたい

賞賛を浴びている自分に
さらに高揚する
ナルシスト

自己の行動にカタルシスを感じる
ナルシストで
エゴイストの時代が
当分続くのだろう

今はそんな政治家や政治屋、評論家ばかりに目がいく。
要はバランスなんだろうけど、どうも
お行儀の悪さが目につく気がする