October 6, 2013

銀パラの匂い

昭和時代の冬
僕ら世代にとって、
スキーは特別な思い入れがある

小学生の訓練としてのスキーからはじまり
スポーツからレジャーになって
バブルでピークを迎えた
今さらここに書くまでもないが、
あの時代に、我々はスキーに
どっぷりと浸かった世代(ご多分に漏れずw)だ。

明らかに奇異な現象で
都市部に住む若者があれだけ
スキーをする(した)のは
日本だけだろう

スキーは器具が必要だし
お金のかかる贅沢なスポーツなのだ

あれだけ多くの人が
ハマるなんて
絶対に仕掛けた「システム」が
居る筈なのだ

ま、それはそれとして(w)

最近妙に懐かしく思いだすのが、
昭和時代の
スキー場の様々な場面だ

非日常の世界と直結している
雪に閉ざされ隔絶した世界の
静かな時間

様々な楽しい想い出があった(遠い遠い目)

最近フラッシュバックして
異様に懐かしくなったのが、
「匂い」だった

乾燥室の独特の匂い
あの独特の雰囲気
石油ストーブの匂い
ワックスの匂い

僕は何故か「銀パラフィン」通称銀パラの
匂いが好きだった
子供の頃のスキーの楽しい想い出を
想起するのだ

温度や湿気、空気の流れや匂いは
心の奥深くで「記憶」している。
妄想「瞬間移動」してる

銀パラフェチ(w