May 25, 2013

つめたいおなか

昨夜は僕にはめずらしく
胃痛に苦しんだ。
間欠的かつ発作的に
きりきりきりと
痛みが来て
一晩中のたうち回った
(痛みに実に弱い)

朝までうつらうつらして
世が明けるのを待った
時々襲ってくる
胃が掴まれるような
痛みと不快感

来るかな?来るかな?
あああああ、来た〜〜〜って感じ。

まだ暗いうちにナースを起こすのも忍びないので、
朝ご飯も食べないで(僕としては珍しい!)
じっと耐えていた。
そういう所が割と
律儀&健気(笑)

点滴を開始して
昼前には「ウソのように」
楽になった

感染性胃腸炎というより
通常の急性胃炎か
すこし粘膜が荒れているのかもしれない

お腹が「冷える」
西洋医学ではない概念
でも実際には我々日本人には
科学的ではないれど
コモンセンスだ

胃腸炎などの腹痛では
お腹が「ひんやり」してる
ウィルス性胃腸炎では
多くの場合熱があり
お腹が熱い

「経験的事実」として認められていても
医学的には「証明されていない」

僕の知る限りでは欧米の教科書
例えばHarrison やCecilも含めて
その真偽に言及しているものはない。


腹が冷えることが腹痛・下痢の原因かどうか?
腹を温めることでなぜ症状が楽になるのか?
こんな単純な事もわかってないのだ。

つまり世界中の大部分の医師達が
腹を冷やす事の功罪に付いて
「考えた事もない」。
それも不思議だよなあ。

まだまだ沢山ある「理学的所見のtips」と
そういう雑学も含めた「医学周辺知識」って
実はとても大事なんだと思う。

さて、午前中のたうち回っていた腹痛は
昼前には「ウソのように」楽になった。
晩ご飯からうどんが食べられた。
しめしめ