春の風が吹き始め
桜の蕾がほっこりと膨らみ
季節の狭間の月が
季節の狭間の月が
中空で揺れてる
この自然の巧妙な
「理」とか「科学」の不思議
今僕らの感じている
「世界」は
ごくごく一部でしかないという
不可思議な因果律
僕らの舌足らずで
未熟な言葉は
沈黙する
みんな解ったような顔をして
訳知り顔に生きているけれど
実は誰も何にも解っていない
訳知り顔に生きているけれど
実は誰も何にも解っていない
何を解っていないのかも
解っていない
そんなものなのだ
そんなものなのだ
(original 4-6-2012, revised 3-22-2023)
昨年の桜・砧公園にて撮影。
すごく不思議なのは、
この詩を昨年4/6の桜を愛でながら書いたこと。
すごく不思議なのは、
この詩を昨年4/6の桜を愛でながら書いたこと。