February 25, 2013

ニンニクについて

昨日のエントリーは「だんみつ」今日は「にんにく」

だんみつなにんにく。
ちょっと似ている。

全然似ていないか(笑)

僕はにんにく(大蒜)が大好きだ!
にんにくは年代によって扱い方のぜんぜん違う食材。子供の頃はほとんど食べたことはなかったが、やはり1970年代には、ぐっと身近で一般的になった気がする。

逆に言えば、それまでは「非日本」的で、不当に差別的な意味合いがあったのだ。以前はにんにくを使った料理を口にすることはまずなかったはずだ。戦後も1970年代までは「特殊な食べ物」的な扱いを受けていたと思う。あんなに美味しいのに。

焼肉は高校生くらいまで食べたことがなかったし、美味しいキムチも食べたことがなかった。僕らの世代には食の偏見はないけれど、当時はまだ、にんにく臭には後ろめたさががあったのだ。今では考えられないけど。

その意味では、餃子だってにんにく差別的ではあったけれど、一般家庭に入るのは早かった。イタリアンなどでにんにくをふんだんに使うようになったのは、やはりバブル期以降のこと。つまり、日本の食卓がここまで、グローバル(というかユニヴァーサル」になったのは、つい最近のことなのだ。すごいね、日本。