January 18, 2013

若気の至り

誰でもそうだと思うけど、若気の至りというか、若いころの恥ずかしい失敗は数知れず。この歳になり思い起こすものはどれも、ぎゃっ!とか、うわっつ!とか叫びながら、のたうち回るエピソードばかり。

大体が、背伸びしてバレるパターンや、知ったかぶりをして笑われるパターン。自信満々に見せてるけど内心ドキドキが傍目で見えるパターンだ。若気の至り。懐かしく甘酸っぱい思い出。

若いころの僕は、実力が伴ってない、あるいは努力が足りないくせに、プライドだけは高いというカッコ悪い典型。いわゆる器用貧乏。生意気で嫌な奴だったと思う。ええかっこし。それが自分で分かっていたからこそ、それをカバーするために、チョコザイに動き、器用に立ち回っているように見せていたのだ。自分だけが、そのカッコ悪さを知ってる。

そういう甘酸っぱい思い出とともに、突然昔の記憶がフラッシュバックして「ぎゃ!」とか「うわー」って赤面して目覚めたり(笑)。(今更仕方ないので)後悔することはほとんどないけれど、単純に恥ずかしい。だから自分の写っている昔の写真や動画は苦手。

でも今振り返ってみて、何でも人生の肥しになっているのだなと思う。その意味で、突っ張って生きる時期って若いうちは絶対だと思う。あのエネルギーが、大人になるためには必要なのだ。そう、あの恥ずかしい体験やドキドキする体験をして、オトナになるのだから。