August 23, 2012

メモランダム:男の子の育て方

娘3人の子育てしか経験がないので、大して偉そうなことは言えない。でも、男の育て方についてのメモダンダムを記しておく。娘たち、あるいはまだ観ぬ自分の孫たちへのメッセージとして。

男の子は甘えん坊である。女の子が生物学的な個体ととしての「強さ」をはじめから持っているアドバンテージがあるとすれば、男の子はひ弱でデリケートだ。精神発達発育上からも、弱わっちーい。小さい頃から女の子としての個性があって自立する指向性があるのに対し、弱い男の子は、お母さんにべったり依存するが大好きだ。

というか、おかあさんのおっぱいの甘い呪縛から決して逃れることはできない。歴史上のどんな偉人もひとりの女性から生まれたのだ。

さて、様々な成長の過程を経て(大事なところをかなり端折っているが:笑)、男の子は男になるわけだ。厳密に言えば男として育てられその役割を演じるようになる。その状況で大切なポイントは「褒めてあげる事」だ。褒めて煽てて認めてあげれば、いくらでも仕事を喜んでするようになる。男は単純で刹那的に情熱的なので、感性とか知性とか正義をこねくり回す理屈より、若い頃は「さしあたりヤッテしまう」事の方にかなりのプライオリティがあるのは認めけど。

かように、上手に褒められ煽てられていれば、男はいくらでも女の下僕になる。このパワーは男女間の感謝の連鎖があれば、さらに幸せの連鎖が繋がり、さらに幸せになる。そういうものなのだ。古今東西、人類はそうやって生きてきた。

論理的飛躍は承知で上で、(女が)幸せになりたかったら、褒めることの大切さを知ることだ、と思う。

さらにこの文脈で、男の子の叱り方を考察すると、多くの女性がその配偶者、旦那、パートナー(まあどうでもいいけど)と口論の種になるものとして、

「どうしてあなたはXXXなの?」
「なんでXXXなわけ?」

と、何かおこってしまった事態に対して、Why と聞くのだ。多くの女性は。お母さんに対する男の子、あるいは奥さんに反論しようとする旦那の典型的な図。すごくざっくりした言い方をすれば、8割の怒り方(不平)はこれだ。

口喧嘩して女に勝てるわけない。

そんなこと言われてもさあ。。。というのが多くの男性からの一般的反応だろう。
口ごもって反論を試みる男性。でも勝てるわけない。
まあ、ふつうは不機嫌にイライラしつつ嵐の通り過ぎるのを待つわけだ。

でもこの喧嘩に勝者はいない。やめたほうが双方にとっていい。

何で?と聞かれて答えれるんだったら、はじめからトラブってない。女の方も、何で?という原因の「それ」を聞いているわけではないから。
これも幸せになるためには、できるだけ避けたほうが無難なことがら。

でも、それにしても多いよなあ、女の「なんで?」(笑)

以上、これから結婚をしようとしている君たちへ、のメモランダム