August 26, 2012

ケータイという言葉がなかった

James Blunt の1973のセンティメンタルに関しては、先日書いた。懐かしさと切なさ。あの歌とは偶然なのだけれど、僕らの青春時代の記憶の深いところに「あの時代」がある。僕らも2006に「携帯電話のなかった時代(ころ)」という曲を書いた。そのイメージをもとに、当時のことを1974年のイメージを中心に細切れ書きなぐった小説もどきを書いた。

1974〜1976くらいの渋谷、原宿、背伸びして六本木。シュンという高校生の男の子、タケルという親友、かおリとその親友の女の子(名前忘れた)、予備校の友達たち…実在のモデルは、いたりなかったりはしたけれど、本物とイメージはそうは離れていない。当時のどこにでもいた都内の高校生。リアルにイメージできる登場人物たち。もちろん自分とその分身たちもたくさんいる。

いつか完結へ話を進めようと思いつつ、もう6年以上経ってしまったのだ。昨夜、ふとしたことからこの書きかけのプロットのことを思い出した。それからがエンドレス。いろいろとイメージを膨らめていたらどんどん話がすすんだ(頭の中で)。おお、こんな所で随分長い間僕の知らない世界で自由に遊んでたのかい?久しぶりだね…という感覚。自分でイメージしつつ不思議な懐かしさがある。これから時間の許す限りリサーチと資料集めを楽しんでやってみよう。以前に試みて断念していた「縦書き」原稿も試してもるつもり。たぶん横書きで構想して、縦書きで書き出し(今までやってない)校正する作業になるのか?まあプロじゃないんだし、気楽に上機嫌で行こう!