July 31, 2012

アスリートたち

ロンドンオリンピック。ひたむきで一所懸命でそれぞれの高みを目指すアスリートたちの姿は美しく感動的だ。自分の持つポテンシャルを試合の瞬間に最大限まで高めて、競い合い勝負する。この年齢となり、そこそこの人生経験を積んできて、酸いも甘いも十分噛み分けられるようになると「信じるものは自分と自分の身体」というアスリートの潔さと純粋さが眩しい。いいなあ、元気で健康なことは素晴らしい。普段健康なときには見えないことがクリア見えてくる。

ほとんどの選手がほぼ例外なく「夢をあきらめないでここまで頑張ってきてよかった」と言う。また振り返ってみて、あの時夢を諦めてしまっていたら、ここまで来ることはなかっただろう…と言う。つまり、そのくらい頑張り続けるということが、いかに困難なことか?ということだ。オリンピックのアスリート達でさえそうなのだ。

自分の人生を振り返ってみて、だれでも必死になって無我夢中で没頭したことがあるだろう。どうしてあの時あそこまで頑張れたのか自分でも不思議なくらい。
ではどうして諦めずに頑張れたのか?

人生の意味、意義、
その人の与え得られた使命、ともいえるか?
それが神様の裁量なのか?

事を成すか為さないかの境目は、そこにあると思う。