July 20, 2012

コップの水

入院中ではあるけれど、点滴などがないためリハビリを兼ねて今はできるだけ動くようにしている。何ができないか?ではなく、何ができるか?を考えて動くほうがずっと精神衛生上いいし。今日の午後は部屋でペーパーワーク。色々と見ていたら結局書棚を整理する事になってしまい、アメリカ時代の学会発表や論文、ランセットの論文など、ニュージーランドの講演原稿とか、スライドとか…昔懐かしい仕事に時間を忘れた。ああ、あああ、懐かしや。これも少しずつ整理して置かなければ。

入院後のブログはどうしても体調のこととや病気について書くこと事が多くなってしまう。まあ、当然といえば当然だけれど、それまでの「普通のブログ」にできるだけ戻したいと思った。どんなものを食べたとか観たとか、そういう他愛のない日常って本当に大切なんだ。闘病記ばかりだと息が詰まってしまう。少なくともその努力はするべきだろう。今朝Glioblastoma関連の記事を教えてもらい、その流れで一般公開されているブログを垣間見る(あんまりちゃんと読んでいない:辛くなるから)ことになり、さらに意を強くした。よく言われる喩えだけれど、コップの水を「もう半分しかない」と感じるか「まだ半分残っている」と感じるかは本人の考え方だ。その意味からも、9月に画策中のレクチャー(?というか)について今熟考中。