いわゆる闘病記っていうのは大嫌い。というか、もともとその嘘くささとか偽善性を見て見ぬフリをしてた。でも実に勝手なことに、じぶんが「その立場」になってみて初めて、絶対に真実の魂の叫び的なものに向かい合うことになる。そういうのは一番の苦手科目なのだけれど。
でも僕は本当にラッキーだと思う。
なぜなら自分の言葉で自分を表現する猶予はまだ残されているから。
さて、術後2日経ち自力で歩く許可が出た。ちょっとだけふらつくけど大丈夫だ。午後から放射線療法の位置ぎめなど。放射線医の意見も納得のいくリーズナブルなもので安心した。メッシュにグルグル巻き状態で今日からさっそく開始することになった。これで、発見から手術、診断、放射線療法、化学療法、高圧酸素療法まで一気に進めることができた。たぶん世界最速。