January 20, 2012

Conquest of Happiness

医学的専門用語は、明治時代の先人達が苦労して翻訳したものが多く当時に創られた言葉が多い。流石に医学界の先人達は漢籍の造詣が深く、難しいながらも趣のある言葉である。今では新しいものはほとんど英語で表記されるので、そのような日本語で表記される医学的造語はほとんどない。ところが、普段我々医療従事者が何気なく使用している言葉は一般の人達からすれば珍妙キテレツなものが数多くある。「薬を投与する」 字面だけ見ると、動物園で飼育係が動物に餌を「投げ与える」のと同じ感じがする。ふつうに考えればヘンだ。これが医療サービスのパターナリズムなんだろう。

昨夜の件。悩んでどうしたらいいのか迷ったら、放っておけば良い。今朝目覚めたら、昨夜の悩み事は道筋がついていた。Conquest of Happinessの真理。午後から外出。夜は8年間一緒に頑張って来た同志の歓送会。同じい医療法人内での異動とはいえ、正直寂しい人事だ。でも彼女の将来へのステップを快く見送るべく多くの人たちが集まった。いい人材に恵まれている幸せ/有り難いことだ。