January 21, 2012

難病のこども支援全国ネット

星くりくん(SSUの星野君)が誘ってくれて、難病のこども支援全国ネットというNPOのチャリティー講演会&シンポに行って来た。「みんなのふるさと・夢プロジェクト」のチャリティ・イベント。ある篤志家の寄付した山梨県の白洲の3000坪の土地に、障害のある子供とその家族が宿泊して楽しめる場を作ろう!というプロジェクト。素晴らしいプロジェクトだ。今日のシンポでは障害のある子供とその家族が持つ切実な問題についての話も聴けたし、それを支えるシステムの問題点についても興味深いディスカッション。すごく勉強になった。それにしても、今でこそユーモアを交えて自分たちの苦労を語っている障害をもったお子さん達の親であるパネリストの方達の、当時の苦しみや葛藤は如何ばかりだったろう。過酷な人生体験を冷静に笑いとともに人に話せるようになるまでに、どれだけの涙があったんだろう。多分絶望のどん底で死にたくなったことも、何回もあったと思う。強い人たちだ。話を聴きながら自分も元気を貰った気がした。小児外科医として生まれながらの病気をもって生まれたこども達とそのご家族のご苦労をわかったつもりでいたけれど、全然判っていなかった。

休憩時間のミニライブ。kengo。アコギ一本と歌だけであの状況(初めは誰も聴いていない状況)のなかで、あれだけ人を惹き付けられる力量はスゴいと思う。彼もストリートライブでいくつもの修羅場をくぐって来たんだろうなと思わせる何かを持っている。今後売れて欲しいアーティスト。彼からも元気を貰った。

終了後、いしじゅん、辰濃さん、京都から来たしほちゃんと馬車道の「てっしょう」で絶品焼き鳥。