December 13, 2011

絆についての雑感

今年の文字は「絆」。大震災や原発事故という未曾有の危機の渦中にあって、今日本で生活している僕らはまさに国難に直面している。日本中、さらには世界中の人たちの気持ちが繋がった1年だったと僕は信じたい。ある意味照れくさい言葉ではあるけれども、今年は「絆」を感じ力付けられたと思っている。震災というパラダイムシフトを体験し、新しい「震災後の日本」のエンジンになるのは若い人たちだろう。

彼らをサポートする責任が僕らおっさん&おばさん世代にあるのだ。そう思っている。

そんなこんなで、今日のHさんのFBで紹介していた『「絆」連呼に違和感』(毎日新聞)という文章(斉藤某という精神科医&評論家)に腹が立って、僭越ながら反論した。

僕はこういう言葉の遊びを、したり顔でいう輩は大嫌い。ウチら左翼系知識人はちょっとオメーらとは違うのさっていう、上から目線の浅薄なニヒリズムというか。精神科医にいるんだよなあ、こういうタイプ。それでいて、自分達のことは「さておき」ってやるんだ、奴らは。

僕は本当にこういう「高見の見物」をする似非左翼が虫唾が走るくらい嫌いなのだ。久しぶりに本気で怒ってしまった。べつにHさんに楯突く訳ではないんは決してないのだけれど。

別件で、「ばんそうこう」の「ばん」は「絆」なんですよ、とFB友達から教えてもらった。商売道具なのに(笑)、寡聞にして知らなかった。ああ、確かに「絆創膏」だわ/w