さはさりながら、原発事故に関連するムーブメントについて、先日の産經新聞で宮嶋茂樹が「プロ市民」について書いていた。これに関してはまったく同感。市民運動という名前の「言いたい事を行ってやるべき事をやらない」連中には多分自覚(病識)は無いんだろう。今朝の例で喩えれば、人身事故を起こす(予防できない)状況を鉄道会社を糾弾し、さらにはその後のモロモロの対応のまずさを指摘非難(しようと思えばいくらでもツッコミどころがある)し、鬼の首を取ったように声高に自分たちの権利を叫ぶんだろう。しかもプロで職業にしている。古典的な「やくざ」と同義。僕はこういう連中は本当に嫌いだ。
翌朝の追補:
そうそう、ここで昨夜書こうと思っていたのは、「ウォール・ストリートを占拠しよう」運動のイヤラシさ&胡散臭さについてなのだ。格差社会の不平等について、99%の市民の権利を訴える運動。もちろん一見正論(正面きって反論するにはかなりの覚悟がいる)なのだけれど、実に浅薄で表層的な感じがする。プロ運動家の扇動(先導)に踊らされているし、おバカなマスコミがさらに煽り立てるもんだから、勘違いする輩も多い(というかほとんど)だろう。ファッションというか。デモに乗じて商店を破壊するようなアナーキズムに走るバカも出てきた。格差社会を否定するためには、自らの住む自由競争社会の恩恵も否定しなくてはいけないのだけれど、それほどの覚悟があってやっているようには見えないのが皮肉。言論の自由がある欧米&アジア先進諸国での活動のあほらしさ。サイレントマジョリティの「思い」が世の中を動かすまでには、かなりの年月が必要なのだ。これが本当に革命にまで進行するリスクがある(たぶん少ないけれど)のは、言論の自由のない中国などの超格差社会だろう。
翌朝の追補:
そうそう、ここで昨夜書こうと思っていたのは、「ウォール・ストリートを占拠しよう」運動のイヤラシさ&胡散臭さについてなのだ。格差社会の不平等について、99%の市民の権利を訴える運動。もちろん一見正論(正面きって反論するにはかなりの覚悟がいる)なのだけれど、実に浅薄で表層的な感じがする。プロ運動家の扇動(先導)に踊らされているし、おバカなマスコミがさらに煽り立てるもんだから、勘違いする輩も多い(というかほとんど)だろう。ファッションというか。デモに乗じて商店を破壊するようなアナーキズムに走るバカも出てきた。格差社会を否定するためには、自らの住む自由競争社会の恩恵も否定しなくてはいけないのだけれど、それほどの覚悟があってやっているようには見えないのが皮肉。言論の自由がある欧米&アジア先進諸国での活動のあほらしさ。サイレントマジョリティの「思い」が世の中を動かすまでには、かなりの年月が必要なのだ。これが本当に革命にまで進行するリスクがある(たぶん少ないけれど)のは、言論の自由のない中国などの超格差社会だろう。