5時過ぎに起床し町の中心部まで散歩。朝早くから警察、自衛隊の人たちが移動している。今回の災害に際して、自衛隊の底力を見せてもらった気がした。感謝感激。自衛隊を暴力装置だとうそぶくような阿呆政治家がいるような政権与党の時代に、この未曾有の大災害が起こり国民生活を守るためには結局彼らの力に頼るしかない事を国民全体が知った事は皮肉なパラドックスなのだけれど。もともと右寄りで自衛隊好きな僕としては溜飲を下げた気分ではある。本当に彼らは黙々と人のいやがるような仕事を率先してやり続けている。下の画像は「憧れの自衛隊」と写真を撮りたいのに声をかけられないシャイな僕(笑)のために声をかけてくれた大越君に感謝”!の写真。山田北小学校にて。
午前中は山田北小学校で後発隊への申し送りを兼ねての巡回診療。県立病院のベースに戻り院長はじめスタッフと別れのご挨拶。東北の人たちって本当に温かい人たちだと思う。巡回診療で出会った人たちも、よそ者の僕は大した事もしていないのに心から感謝してくれた。最後に病院前で記念写真。
まだまだ自分の中で整理できていないことも多いけれど、僭越ながらすごくいい経験をさせて頂いた気がする。感謝されるのはこそばゆいけれど、僕は心から彼らに感謝をしたいと思いつつ帰路についた。東北人特有の我慢強さとあの温かい思いやりの気持ちがあれば、必ずや新しい生活が再生再建されると信じている。