April 15, 2011

若き自衛隊の勇者たち「復興の狼煙」

今日の午後、ある病院を訪問し用事を済ませて環八を走っていたら「震災支援」の自衛隊のトラックの一団と出会った。荷台に坐って移動する若い隊員さんたち。たぶん被災地支援から原隊復帰の休暇に帰るトラックなんだろう。疲労困憊なのに、ゆっくりと足をのばすことなく、軍事トラックの荷台にクッションもなく最悪の座り心地で移動する彼らに、『本当にご苦労様』と、運転していたY君と助手席の僕は自然に頭を下げた。任務とはいえ弱音も吐けず、口にするもの憚られるような体験を毎日している彼ら。国のために捧げる立派な仕事に従事する若者達だ。

「美化することなく、英雄扱いすることなく、感謝も、慰労も求めておりません。」という現役自衛隊員の記事(JB Pressから)は、深く考えさせられるものだった。

FBで知った「復興の狼煙」ポスタープロジェクトのポスター。かみさんの生まれ育った釜石の人たちの姿。コピーも秀逸だ。この写真とコピーの持つ力に、ノックアウトされた。本当に素晴らしい。見ているうちに涙が溢れてきた。決して同情ではない「日本人としての共感」を、瞬間的にこれほど感じた画像は・・・ないかも。