March 20, 2011

この16歳の女の子の哀しみに、僕らはどう向き合うべきか?

大震災後10日目の奇跡。10日間、想像を絶する厳しい時間だったんだろう。でも神様はこの二人を見捨てなかった。Thanks, God!

3月18日の産經新聞ネット版で読んだ震災後1週間の被災者の声を集めている記事。それぞれがシンプルて淡々とした「つぶやき」だけに、どれも心傷むものなのだけれど、その中でもあるコメントが忘れられない。
保存できなかったので記憶をたどると・・・

陸前高田(だと思う)の16歳の高校1年生の女の子=====
はじめて男の子と付き合って2ヶ月。震災の前日の夜の「会いたい」「俺も会いたい」というのが、彼との最後のメールでした。突然の震災以来、彼とは連絡がつきません。彼も彼の家族も無事でいて欲しいと思います。彼との思い出のものもすべて、津波で流された私の家とともになくなってしまいました。今は涙が止まりません。

哀しみにくれる、この16歳の女の子のことを憶うと、胸が張り裂けそうになる。彼女はきっと一生この哀しさとともに生きていくのだろう。月並みな言い方である事は重々承知の上で、彼女に笑顔が戻る日か来る事を心から願う。でも、この16歳の女の子の哀しみに、僕らはどう向き合うべきか?今は答えは見つからない。