December 10, 2010
こてこて名古屋泊
親戚もいるし墓もあるということで名古屋には親近感がある。我が家のルーツはもともと三重県の伊勢志摩のほうで、大昔は紀伊半島の英虞湾あたりを根城にした「海賊」(水軍)だったらしい(笑)。ご先祖さまは結構悪い事やってたのかも。僕の曾爺さんの代で名古屋に出て来て商売を始めた関係で名古屋の八事に立派なお墓がある。しかし、次の爺さん(婆さんの婿養子)の代の昭和30年代には商売をたたんで東京に出て来たので、僕の母親もその婿養子である亡父も名古屋に住んだ事はないのだ。本来であれば、先代の時点でお墓を東京に移しておくべきだったわけではあるけれど、それをしなかった関係で子供の頃からいつも「法事は名古屋」ということになっていた。実は、オヤジが亡くなった事で、お墓を移すいい機会なのかなと考えた時期もあったのだ。しかし僕の想像していた以上に「墓を動かす」ということは大変なことで、結局、雑司ヶ谷に一時的に安置していたお骨を今回の一周忌を期に八事に納骨することにした。年が明ける前にすっきりしたかったし。
ということで、名古屋。明日のための書類上の手続きなどを済ませて午後から栄周辺を散策。遅めの昼ご飯は、やっぱりきしめんでしょ、ということで、宮きしめん竹三郎。あの、お土産でいつも買ってる「宮きしめん」のお店なんだろうな。あっさり味の「親子とじ(コーチンと卵)きしめん」もおいしかったし、「味噌煮込み」も美味しかった。赤味噌は子供の頃から慣れ親しんでいるので好き。おしゃれなショッピングモールは日本中どこの都市も同じだね。こちらに来る車中で「日本三大「ぶ☆」都市」が名古屋、仙台と、あとどこだっけ?なんて話題で盛り上がってたので、それとなく僕は観察していたのだけれど、とんでもない!あれはまったくのデマで、美しい女性もふつうに多し(って、アタリマエだ>笑)。
夜ご飯はマリオットの宿泊組と合流して、名古屋っぽいものを、ということで味噌カツ「矢場とん」。皆あまりおなか減っていなかったのに、オーダーしたものが出て来たらしっかりガッツリと食べちゃった(笑)。しっかりと美味しかった。このコテコテの「濃さ」が名古屋!チェーン店ということで、どこかで見たなこの看板・・・銀座4丁目の新しい三越の近くにあったな、たしか。東京で受けるかどうかは未知数だけど、僕としては半年に一度くらいは食べたくなる味かも。