11月。早いなあ、今年も。この時期から年末にかけての忙しさでさらに時の流れが加速する。
ちょっと肌寒くなるこの季節は、一年のうちで一番好きな季節だ。感性が研ぎすまされ、思索する季節でもある。街を歩いていて、ふとあるイメージが浮かんだり、メロディーが聴こえたりする。その感覚(ふうっと、突然どこかに浮遊する感覚)を掴まえて、「その世界」に存分に浸って楽しみたいんだけれど、これが難しい。意識していないと、そのイメージがふと現れ、瞬間的に消えてしまうのだ。きっと、創作することを仕事としている人たちは、「その感覚」を毎日必死に追ってるんだろうなって思う。仕事だったら、これは辛い。
閑話休題。
昨日FMサルースのスタジオで番組の収録の合間の雑談で、香月さんとまなさんと「性格って本当に顔に出るよね」っていう話になった。毎日人と会って話す仕事を30年近くやっていると、会った瞬間にその人の顔を見て「性格」とか「人柄」とか、その人の発散している「気」とかを無意識的に「感じる」ようになる。インタビュアーとして多くの人と接している香月さんも同じ印象みたい。いいのは、①性格のいい美人>②性格のいいブス(醜男)>③性格の悪い美人>④性格の悪いブスの順だよね、って話になった(笑)。たぶん心理学的には、無意識的な防御反応なんだろう。世の中はたぶん②と③がほとんどなんだろうけれど。