November 27, 2010

野菜たっぷりチキンスープカレー(まーくのレシピ・シリーズ2)

まーくのレシピシリーズ。一昨日の「海老のクミンシード炒め」のレシピが局所的に好評だったので、図に乗って第二弾(笑)。
これは娘達、特に今一人暮らしをしているかなPへのメッセージ。

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たまにスゴく食べたくなるスープカレーのキモは、「ご飯が進むあっさりしているけれどコクのあるスープ」だと思う。スープとして単独で美味しくなければ意味がない。だからこれはインド料理ではなく、エスニック風だけど完全に現代の日本独自のメニューだ。

今日使ったのは、「ベル食品」のスープカレーのペースト。ハウスの「匠」も悪くないけれど、味を微調整するにはこっちの方がいい。仕上げ用のスパイスは隣。ここんちは鎌倉にあるお店みたい。


この他、カレー作りの定番のスパイス陣。コリアンダー、クミン、クミンシード、ガラムマサラ。あとはニンニク、生姜は必須です。



これも必須のル・クルーゼ。僕は煮込む料理はほとんどに使用する。24cmと30cmが僕の鍋。


さて下ごしらえ。
レシピはその日の気分でテキトウ。玉葱1個みじん切り、クミンシードをパラパラ&パラリ程度。人参1本みじん切り、ニンニク1/2個みじん切り、セロリ1/2くらい。これをオリーブオイル大さじ2杯、超弱火で炒める。ここは手を抜かず30分間くらい。ある程度炒めたら、バター1片、生姜ペーストを加える。野菜がくたくたになっていい匂いがしてくるまで炒める。となりのレンジで、今日はちょっと一手間かけて、①オクラとレンコンを素揚げしたもの、②さらに赤ピーマンを千切りにして準備しておく。


さらに別のフライパンで鶏もも肉を細かく切ったもの200gを強火で炒める。白ワインでフランベ。皮がカリカリになるくらい焦げる寸前がおいしい。それをル・クルーゼに投入。ガラムマサラやコリアンダー、シナモン、クミンパウダーなどテキトウにパラパラと加えて・・・熱湯800mlをじゅわーーーー。ここで定番、丸長の「鶏ガラだしのパウダー」を大さじ1杯。


後は1時間超弱火でコトコト煮て、最後の最後にカレーペーストを味をみて加える。灰汁をとらないこと、これがインド料理では大切なんだとニュージーランド時代の同僚のインド人医師が教えてくれて以来、それを守っている。本当かどうか判らないけど、インド料理の混沌とした雑味はたぶんそれが理由なんだろうな。これまでの失敗はペーストを多く入れすぎる事だった。最後に入れるスープカレーのペーストは少なめで十分。というかこれを入れる前の時点で十分美味しいスープになってないと失敗する。今日は小さじ2杯程度。

さらに味をみつつ、S&Bのカレーパウダーをパラパラ。これは香り付け。さらに「焦がしニンニク醤油」(隠し味)を作って、ちょろと加え、最後に①、②も投入。一煮立ちして完成! スープカレーにはチャツネの類いは僕は入れない。レンコンとオクラの素揚げのしゃきしゃきした食感がおいしかった。次は、ポテトチップスを使ってみるかな。