医学的に男は母方の爺さん形質の多くを継ぐことが多い。たしかに自分の引き継いだ形質を考えると、母方の爺さんの形質は濃いと思った。体型、性質、声、やっている事がすごく似ているのだ。男性ホルモンが過多なのか(笑)。子供の頃から、カツラとか、2:8分けとか、すだれ禿げみたいなみっともない姿にだけはなるまいと思っていた。どうせなら潔く禿げる方が絶対いいって思ったのは40歳過ぎた頃だ(自分にまだ自信がなかったんだろう、30歳代の時には、やっぱりヤだった)。45歳くらいからは潔くハゲるために、さらに短髪にした。「鋭角的な」禿げがカッコいい。鋭角的な禿げの例として(世間でよく言われる)のは①ショーンコネリー(画像)、②スティーブン・ジョブズ、日本人なら③渡辺謙かな。逆に「鈍角的(というより非鋭角的)」禿げの典型は「波平」さん。僕は、ちょっと油断するとあっち方面にいってしまいそうだ。50歳すぎてからの髭に関しては、ある時点から「べつにこんな感じでもいいじゃん」って思ったのがきっかけ。もともと髭はコクないし、欧米人みないなかっこいい髭ではない事は自分でも意識しているけれど、世の中的には「一見無精髭」のイチローの影響が大きいかな。でもこの髭って、けっこう手間がかかって剃ってしまった方が全然楽なんだけれど。
ジャパニーズアメリカン第4話。