October 12, 2010

ブラウザ栄華盛衰

先月から、職場のマックのブラウザをSafariからGoogleChromeに変更している。ページからページへの移動の速さが体感できるし、検索や学習機能も充実。さすがGoogle特有の賢さというか、きめの細かさがあって割と使いやすい。同時に開いた画面をあっちこっちに動かして文章を作るスタイルの僕にはちょっと不満があるけど、それ以外は特に不満もなく自然にSafariから移行できた。自宅のマックも含めて今後はChromeを使っていくつもり。

先日のAlternative Blogの記事によると、アメリカではChromeがすでにトップシェアなんだそうな。2000年からの10年のブラウザとしての不動のトップで世界中の猫も杓子も使っていた(笑)定番Internet Explorer(IE)は、すでにアメリカでは廃れていて、Chrome(34%)>Firefox(30%)>Safari(21%)>IE(12%)と現在第4位にまで凋落しているとのこと。このIT世界の栄華盛衰は凄まじいなあ・・・と感嘆する。つまり逆に言えば、今天下を穫ろうとしているChromeだって、数年先には全く新しい技術に取って代わられちゃうんだろう。そのくらい技術革新のスピードが速いし、それに対応するのはスゴく困難ということだろう。

昔のように、ある人気商品が長い期間「価値」をもって市場に受け入れられていた時代には、その「商品」を通して「会社のブランド」が成熟成長していくものだったけれど、未来の市場で商品(製品)の評価が高まるまでの悠長な熟成期間を持つなんてことは出来ない。つまり、製品の評価が定まった頃には次の新しい技術を持った製品が出てくるのだ。ということは、「新しい価値のあるものを作り出せるポテンシャルがあるかどうか?」という「未来投資」的な価値の有無で会社のブランドが決まってくるような気がする。

その意味でも今から近未来はGoogleが熱い。

熱いと言えばやはりサッカー日韓戦。ありゃハンドじゃん。あのPKが決まると勝ってただろうけれど、僕としては韓国をぼこぼこにして勝たなければ納得はできない。アウェイで勝てなければ本当に実力がついたとは云えない。一所懸命やった選手達には厳しいかもしれないけれど、そのくらいの気持ちがなくては世界では戦えない。でも、今日の日本代表は悪くなかった。ザック・ジャパンの成長をこのまま楽しみに見守りたい。