今日は、ま&じの二人で、今度の新しいCDに入れる曲作りとレコーディング。以前からAmシークエンス(実際にはEm)として作り始めていたもので、「あのコード進行」で1970年代のアメリカっぽい曲が書きたかった。しかし、歌詞を書く時の立ち位置がなかなか決まらなくて、いくつか書いた詩はどれも熟成塩漬けにして、未完成だったのだ。今日はじょうじ君が「あのころの僕たちは・・・」で始まるその歌詞の基本音源をもって来てくれて、アコギのレコーディング(じ)、間奏のシンセサイザー(ま)を、まず録音。
曲の骨格が出来上がってからは、歌詞を二人で歌いながら考えていく。僕の書き始めた時の「僕ら」というのは、「若かった僕ら」の意味で、それが主語となった「若さ故の苦しさ&エネルギー」みたいな歌詞だったのだけれど、今日書き進めていくうちにだんだん(ある意味ごく自然に、だけれど)センチメンタルなラブソングになってきた。幼くて不器用でぎこちなくて傷ついて壊れてしまう恋の話。曲のイメージ場面が浮かんだらもう完成間近。後は、ふたりで言葉さがしをして、歌いやすい形に整えていく・・・という作業を通してほぼ完成した(かな?)。