August 16, 2010

福*雅*というタレント(才能)について

①ルックス:今日TVを観ていてしみじみ思った。世の中の女性で『福*雅*」(*は検索回避のため)のことを「キライ」な人は居ないと思う。もちろん「好きじゃない」という人は中には居るだろう。でもその感情は複雑で「好きすぎてキライ」とか「かっこ良すぎてイヤ」的な感情だろう。その「好きじゃない」という人でも、本人を目の前にしたら瞳をキラキラさせちゃうと思うのだ。そのくらい女性からは魅力のあるルックスだ。もちろん彼のタレントとしての魅力の「露出の仕方」とか「役者としての売り方」も大きいとは思うけれど。1969年2月生まれで、僕とちょうど一回り違う、酉年水瓶座。「41歳のおっさん予備軍」のハズなんだけど、コイツには完璧に負けてるって思った(笑)。カッコよすぎる。家の4人の女性陣は彼が出てくるだけできゃーきゃー言っている。ま、ルックスは生まれつきのものだ(仮につるぴかが本当だとしても、かっこいいものはかっこいい)。だけど「雰囲気」は、それまでの生き方が出るからごまかせないものだ。

②彼の役者としての力量。自然体で演じる彼の出るドラマは面白い。おっさん達の心を掴んだのはやはり最近の「龍馬伝」だろう。『福山・龍馬」に感情移入しているおっさんたち(ソフトバンクの孫さんが典型)は多い。僕自身は真木よう子さんを観るためにドラマを観ているけれど(笑)。「巧い」(自分を殺して役作りをするような)役者じゃないけれど、自分自身の天性のキャラをうまく役に投影していると思う。男性のファンの心を掴むというNHKの企画の勝利でしょう。

③ミュージシャンとしての魅力には一番感嘆する。まず彼の書く歌が素晴らしい。詩も曲も素晴らしいだけでなく、歌もうまい。ギターも上手い。つまり自分の歌の世界をしっかり作れるタレント。wikiで調べてみるともともとミュージシャン志望だったらしい。今日聴いた「螢」は、「売れ筋」ラインをしっかりと掴んでいる。ミリオンセラーを連発するプロデューサーとしての力量もある。僕は彼の音楽的な才能を一番買ってる。

④深夜放送のパーソナリティとしての彼の話。下ネタ満載の深夜放送をやってしまうというオモシロさ。あれだけルックスが良くて音楽的な才能もあり役者としての力もあるのだから、わざわざ自虐的に自分を曝すことはないのに、敢てやってしまうという器の大きさ。これは賞賛に値する。彼にとっては「遊び」の一つだとしても、たぶん「客」を意識してやっているんだろうな。取り巻きのプロデュースをする連中の懐の深さにも感嘆する。

⑤写真家としての才能もある。いい機器があって写真技術の基本を学んだら、誰でも「ある程度のレベルのフォト」は撮る事が出来る。でもテーマを持って普遍的な力のある映像を撮るのは才能。写真集を発表して、それもやってのけてしまうのだから脱帽だ。

ということで、天は二物も三物も与える物なんだね。もちろん本人の不断の努力はあるにしろ、本人としては割と楽しみながらさらりとこなしている気がする。それが天才の天才たる所以か。僕は彼のCDとか写真集とかは買わないけど、将来どんなおっさんになるかは興味をもっている(笑)。彼ほどの才能を持った人は、生き急がないで人生を過ごして欲しいと思う。